石狩市 浜益地区 毘砂別 旧札幌市青少年海の家 2019年5月

  旧札幌市青少年海の家は、この写真を撮影した時点で閉鎖されてから15年が経過しており、建物は維持・管理されていない様子だった。

  見た感じ、老朽化による閉鎖かと思ったのだが、札幌市によると、利用者減による閉鎖だったという。

  自治体というのは、通常、こうした不要な建物は、さっさと売りに出すか、それとも破却するケースが多い。

  この青少年海の家の場合、廃墟になりつつも残っている点が異質だ。

  それというのも当時、売却話を聞き付けた浜益村が、開発業者に変なホテルを建てられては困ると思い、ここの購入を決定したのだとか。

  しかし、取得してみると建物の老朽化が酷すぎて、再利用できないことが判明。

  もはや売ることも無理で、かといって維持費用を捻出できないため、結果的にこうなってしまったらしい。



  

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