石狩市 浜益地区 毘砂別 旧札幌市青少年海の家　2019年10月 　　引率者宿直室内部。 　　天井からかなりの漏水が認められ、窓も割れており、入り口横にあったと思しき洗面台まで撤去されていた。 　　ここは館内でもっとも傷みの激しい場所である。 　　実際、外は草藪どころか樹木が迫ってきており、室内に植物が入り込むのは時間の問題だろう。 　　こういう場所には、布団をはじめ、ポットなどがカビたまま残されていることが多い。 　　ところが意外なことに、押し入れには、布団はおろか座布団すら残されていなかった。 　　７０年代の古い布団など誰も回収するはずもないし、それらを処分したならば、館内には中途半端に備品や什器が残され過ぎている。 　　となると、もともと無かったという説が有力だろう。 　　寝具類はレンタル品で、利用者に応じて業者から借りていたのかも知れない。 　　それはそれで、お金のかかる話ではあるが。 　　まあ、手間のかかる予約制だった理由は、こんなところにもあったのではないか。 　　 　　石狩市のトップに戻る