石狩市 浜益地区 千代志別　2019年10月 　　千代志別集落の入り口付近の写真。 　　今は空き地になっており、ときおり工事関係者の建設車両が停まっていたりするが、平成になってからもしばらくの間、ここに鰊番屋が建っていた。 　　私が見たところ、鰊番屋は建てられてから相当の年月が経っており、建物の状態は言わずもがな。 　　当時は価値がないと思ってスルーしていたのだが、今となってはそれでも写真を撮っておかなかったことが悔やまれてならない。 　　せめて番屋名だけでも分かればと調べたものの書物には見当たらず、地元の方に聞いても分からずじまいだった。 　　千代志別地区は、浜益村でも殆ど北の外れに位置する集落であり、少し南にある床丹よりも遥かに孤立していたという。 　　国道２４１号線が開通するまでは、ほぼ陸の孤島だったのだとか。 　　このため、他集落との交流が少なく、長年浜益に住んでいる人であっても情報が乏しかった。 　　３集落、つまり濃昼、送毛、そしてとりわけこの千代志別については、浜益在住者でも、よく知らない人が多い模様。 　　 　　石狩市のトップに戻る