石狩市 浜益地区 千代志別 2019年10月
空き地もとい鰊番屋の跡地から坂道を登ると、右手に見えてくるのがこの雄別荘だ。
集合住宅というか下宿屋だったらしい。
漁場建築だった家屋を改造したと思しき建物で、残念ながら今は無人。
これは推測なのだが、国道２４１号線の、工事関係者が利用していたのではないだろうか。
ここ千代志別から、さらに北にある雄冬に向かう道路は、険しい崖との闘いだった。
なにしろ、海岸から３００メートル離れた地点の海抜が、同じく３００メートルくらいある、なんてザラ。
そこに隧道を作りトンネルを掘ろうというのだから、簡単に出来るはずもない。
当時の関係者には頭が下がる思いである。
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