石狩市 浜益地区 千代志別　2019年10月 　　千代志別地区は、傾斜のある沢沿いに発達した街であり、濃昼や送毛と同様、海岸線に鰊番屋があって、沢の奥に人家が並んでいる。 　　とはいえ、あまり土地に余裕はなく、昭和２０年代の最盛期でも２０世帯ほど。 　　ただ、当時の２０世帯というのは今と異なり一家当たりの人口が多く、昭和２３年には住民数が１３０人を突破した模様。 　　それだけの定住者がいるとなると学校は作られたのだが、あまりにも秘境にありすぎたせいか、商店はついぞ無かったらしい。 　　写真は千代志別中心部の様子で、登ってきた坂道を振り返りつつ撮ってみた。 　　残念なことに資料によると、この写真中、１年を通して定住されている家屋は１軒、１世帯のみである。 　　 　　石狩市のトップに戻る