石狩市 浜益地区 千代志別　2019年10月 　　標識から見て道を挟んだ反対側に、学校の校門が遺されていた。 　　門上に載る丸い石が、千代志別小学校のトレードマークというか目印だったらしい。 　　一方、奥に見える小さな建物は、学校の物置などではなく、なんと宗教施設だった。 　　こっそり窓から中を覗いたところ、向かって奥の壁に小さな祭壇が祀られており、座布団が敷かれていた。 　　てっきり学校の体育用具室の跡だと思っていたので、仰天してしまった。 　　いったい誰が、どのような神様を祀っていたのだろうか？ 　　そもそも、なぜこの場所に、わざわざ小屋まで建てたのだろう？ 　　また、建物自体はそう傷んでいないのに、完全に閉鎖されてしまっていた。 　　冬を前にして、積雪対策のために閉鎖された可能性はあるものの、それにしては厳重すぎる。 　　万一、このまま放置された場合、建物が傷んだ挙句、この地に変な都市伝説が生まれてしまうのではないか。 　　私としては、そうならないことを祈るしかない。 　　 　　石狩市のトップに戻る