石狩市 浜益地区 濃昼　2019年4月 　　濃昼川下流の図。 　　手前右手のコンクリート・ブロックの建物が濃昼会館という集会場で、その向こうに木村家の鰊御殿がある。 　　河口には濃昼の漁港が見えるが、左岸側には人家が少ない。 　　濃昼は、もともと船舶以外の交通手段に乏しく、国道は昭和４６年になってから開通したため、主な集落は国道から見て反対岸側に形成されたのである。 　　それまでは、船か山道を歩く以外に、この集落に行くことが出来なかったというのだから驚きだ。 　　そんな不自由を推してもなお、春先に寄せる鰊の存在が、人々を、木村家をこの地に集わせた。 　　そして、鰊が居なくなった後も集落は残り、我々は今、鰊御殿に当時の繁栄をしのぶことが出来る。 　　 　　石狩市のトップに戻る