石狩市 浜益地区 濃昼　2019年4月 　　グラウンドの奥に行くと、折れたシーソーと、半分埋められたタイヤの跡が遺されていた。 　　ほぼ自然に還りつつあるが、ここはれっきとした遊び場だったのだ。 　　確か９０年代は滑り台もあったはずと記憶しており、さして規模の大きくない学校でありながらも、遊具の充実ぶりには驚かされる。 　　恐らく学校は、この濃昼において、公園の役割をも兼ねていたに違いない。 　　今は痕跡しか残されていないこれらの遊具は、昭和のかなり早い時期から存在したものと推測され、往時は大勢の子供が遊んだのであろう。 　　なお、閉校間近の平成２年（１９９０年）の濃昼集落の人口は、２６世帯・７８人だった。 　　 　　石狩市のトップに戻る