石狩市 浜益地区 濃昼 2019年4月

  学校前に真新しい無人家があった。

  こちらにお住まいだった方はS口氏といい、先のS口氏の親類らしい。

  どのような親類なのか根掘り葉掘り聞くわけにもいかなかったが、S口氏が寂しそうに笑っておられたのが印象的だった。

  こちらの家も、2階建てだが典型的な漁場建築であり、つい最近まで人が住んでいた様子である。

  あるいは、シーズンになるとS口氏が戻ってきて住んでいるかも知れない。

  しかし、行政区分上は住民票がここに無い以上、この家は広義の空き家だ。

  まだ十分人が住めて、しかも学校が目前にあるにもかかわらず、空き家が増えていく現実。

  どうにかならないのだろうか?



  

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