石狩市 浜益地区 濃昼　2019年4月 　　寺跡を先に進むと、無人宅が何軒も現れる。 　　手前にあるのは旧Ｈ内氏宅で、奥の青い屋根は旧Ｎ村氏宅（今はＴ氏宅？）だ。 　　中間にある緑色屋根の家は、残念ながら所有者を割り出せなかった。 　　そして、旧Ｎ村氏宅の周囲は小さな畑というか菜園化しており、たまたま居らっしゃったご年配の方々にお話を伺おうとしたところ、返ってきた反応は、心からの怪訝そうな貌。 　　まあ、確かにこの街を徒歩で彷徨く人間なんて、そう滅多にいないだろう。 　　宗教勧誘でも商材の売り歩きでもなく、ただ写真を撮って歩き回っている人間なんて、確かに浮いており、たとえ法に触れるようなことはしていなくとも、怪しい存在なのは間違いない。 　　しかし、かように発見が沢山ある漁村を、何もせず通過するなんて、私にはとても無理だ。 　　残念ながらお話は伺えなかったが、いつかまた再訪したいものである。 　　 　　石狩市のトップに戻る