石狩市 浜益地区 実田　2019年05月 　　向かって左側の玄関。 　　昔ながらの木の戸板とガラス窓が、素朴な味わいを出している。 　　右上に８号と書かれているのは、教職員住宅の番号なのだろうか？ 　　また『犬』シールが何枚も貼られているところを見ると、ここにお住まいだった教員のどなたかが、犬好きだったに違いない。 　　ところで、右下にある丸い石は何なのだろうか？ 　　石臼でなければ、何かのウェイトだろうか？ 　　農作業で、このような石が必要な道具や器具、あるいは機械なんて見たことが無い。 　　なんとも素朴な感じがする石だが、この玄関には、とても似合っているような気がする。 　　そう。 　　こんな、さりげなくも、どこかホッとする風景を見つけることこそが、旅における至高の瞬間だ。 　　ただ、それで有名になった挙句、大勢で押し寄せて、周囲の迷惑になるような真似は、厳かに慎みたいものである。 　　もっとも、こんな地味なＨＰを見ている人など滅多にいないだろうから、その心配はまずないと思う。 　　 　　石狩市のトップに戻る