石狩市 浜益地区 浜益 2019年05月

  車道に戻りさらに街を進むと、また橋が見つかった。

  錆びた階段と廃屋が、独特の雰囲気を醸し出している。

  こういう楽しい場所を発見しつつ、見知らぬ街をゆっくり探検して歩く一刻は、誰が何と言おうと最高だ。

  ましてこの街では、小路が至る所に現れるせいで、ちっとも退屈しないのである。

  そういえば、小樽や室蘭にも似たような場所は数多くあった。

  いわゆる古い町並みというのは、自動車の利用を一切考えずに設計されていることが多い。

  その代表例が小路だ。

  結果、時代の波に取り残されてしまい、残念なことに、店舗どころか廃屋だらけで、寂れているケースがまま見られる。

  ところが現地を歩いてみると、徒歩での移動が前提で考えられているせいで、意外と楽しかったりするのだ。

  もっともこの写真の場合、階段を降りてすぐ、民家の裏庭に出てしまう。

  面白そうではあるが、流石に歩いて行くのは無理がありそうだ。



  

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