石狩市 浜益地区 旧幌中学校　2017年05月 　　音楽室を出てさらに進むと、体育館の手前に体育道具室があった。 　　中は完全に空っぽであるが、ここに跳び箱やマット、卓球台、各種ボール類などが置かれていたのだろう。 　　それはいいのだが、閉校直前、幌中学校には、同級生が自分以外に３人かそこらしかいない状況だったに違いない。 　　これでは体育しようにも、色々と大変だったのではないか。 　　もっとも、それは令和２年の浜益中学校でも同じこと。 　　全校生徒が１７人しかおらず、１学年あたり、たった５人〜７人といった状況なのだ。 　　たとえば、バレーボールの試合を考えてみよう。 　　体育の時間、体育館に全員集合したとて、コート内には自分を含め、同級生が５人しかいないという現実。 　　これでは試合が成立するわけがない。 　　おまけに他の学年も同様だから、学年対抗の試合すら難しいのだ。 　　ましてや野球やサッカーなんて、何をか況や。 　　少子化による影響は、地方だとここまで深刻なのである。 　　こうした校舎を残したいならば、まず移住者を増やすべく努力すべきなのかも知れない。 　　 　　石狩市のトップに戻る