石狩市 浜益地区 幌　2017年05月 　　旧Ｆ巻氏住宅。 　　かなり古いタイプの平屋型漁場建築であり、陰になっていて見えないが、上空から見るとＬ字型をしている。 　　つまり写真奥の見えないところに、ＷＣや風呂場などが纏められているのだ。 　　道路側には玄関と幾つかの窓があるが、格子窓の規格が古すぎて、どうやって開けるのか、一見しただけでは分からないところが凄い。 　　完全に無人なのは見ての通りで、放棄されてから２０年は経っていると思われる。 　　今、中はどうなっているのだろうか？ 　　傷みが激しく、いつまでここに建っているのか分からないが、取り壊す前に中の写真を是非撮りたい。 　　とはいえ残念ながら、そんな機会はまず無いであろうが。 　　ところで地味に気になるのは、イエス・キリストの看板。 　　こうした地方の漁村に行くと、なぜか多くみられる看板ではある。 　　誰でも１度くらいは、見たことがあるのではないだろうか？ 　　調べてみると、これは聖書配布協力会という宗教団体だそうで、宮城県に本部がある模様。 　　一説では、これらの看板、沖縄以外の全国に、約５０万枚あると言われている。 　　壊れたり錆びたりしている看板は、順次取り換えているという情報もあり、なかなか侮れない（？）みたいだ。 　　なお、看板が掲示されている場所については、細かく記録していないため、協力会関係者ですら、どこの町にキリスト看板が何枚あるか等はよく分からないとのこと。 　　いろいろツッコミどころの多い話だが、とりあえず謎が解けたので、私としてはこれ以上コメントすることはない。 　　 　　石狩市のトップに戻る