石狩市 浜益地区 幌 旧西部産業 2019年04月

  まだ使えそうなトラックの写真。

  フロントグリル部分こそ無いものの、少し修理すれば現役として使用できそうだ。

  通常、会社が事業の継続を断念した場合、こうした会社の資産はすべて売却して清算する。

  倒産の場合、債権者が差し押さえて売却するだろうし、いくら山中とはいえ、資産価値を有するものを放置するとは考えにくい。

  にもかかわらず、これはどうしたことだろう。

  あるいは、昔は重機などが存在し、それらを売り払った可能性はある。

  しかし、お金になりそうな什器や電動工具がまだ残されており、これらを処分しなかった理由は何か?

  盛業中の会社が、いきなり山中に放棄されたかの如き様子であり、不自然な香りが否めない。

  たしか平成10年になって間もないころ、キノコ狩りでこの近辺に来たことがあったが、私の記憶が確かならば、当時、西部産業は営業していたと思う。

  いくら何でもこれは異常だ。

  ここでいったい、何があったのか?



  

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