登別軟石専用線跡　2016年12月 　　登別川沿いから馬車軌道の跡を望む。 　　写真の民家右手奥に切通が見られるが、その先の１００ｍほどは崖が崩れ、藪に埋もれ、馬車軌道の痕跡は認められない。 　　切通の先は著しく不明瞭となり、もはや痕跡を辿ることが難しくなった。 　　馬車軌道が使われなくなった後、切り出された凝灰岩はトラックで運ばれたと推測される。 　　だが、そもそも馬車鉄道のレール自体が、石材の上に敷設されていたのではないだろうか？ 　　だとすると、レールを撤去した後、道床は製品というか石材として切り出された可能性大であり、痕跡が残らなくても不思議はない。 　　戻る