余市町 朝日　2019年05月 　　ボーリング場からほど近い場所に、これまた年代物の長屋群を見つけた。 　　写真の手前は、旧Ｍ田氏の住宅である。 　　残念ながら無人化しているが、状況から鑑みて、去年あたりまではお住まいだったのであろう。 　　形状からして長屋がベースだったのは、論を待たない。 　　ご近所には似たような長屋が密集して建っているため、ここ一帯が町営住宅、または団地だった可能性がある。 　　一応、別の場所から移築というケースも無くはないのだが、可能性は低そうだ。 　　なお、写真手前の道には、美園中島線という名前があり、さらに旧競馬場美園線という道に接続している。 　　もちろん今の余市には、競馬場は存在しない。 　　ただ歴史ある町だけに、街角の一角にさえ逸話が眠っていたりするから、意外と油断ならない。 　　ちなみに、余市の歴史や逸話はネット上でも数多く公開されており、町が発信に力を入れていることが分かる。 　　けれども、こういう建物の『再発見』については、地元では『当たり前』過ぎて、きっと見落としてしまうのだろうな、と思う。 　　まあ、こういう長屋を見て喜ぶ私のような人種が数少ないことは、理解してはいるのだが。。。 　　 　　余市町のトップに戻る