余市町 入船 和田積龍神　2020年09月 　　本殿を別の角度から撮った写真。 　　洞窟とも言えない、僅かな崖の隙間を利用して、この神社を建てたことが分かる。 　　何時ごろから祀られているのかは知らないが、よくまあ、今までがけ崩れに見舞われなかったものだ。 　　日本海側の海岸線に見られる、小さな神社『あるある』とは思うものの、気になったので、和田積龍神について調べてみた。 　　まずネットの検索で、こちらの神社の写真にて、昭和３２年と書かれたのぼり旗を発見。 　　ということは、小ぶりとはいえ、それなりに歴史ある神社に違いない。 　　となると、余市町史と、平成６年に発行された『よいちの神社・寺社』という本が参考になる、はずだった。 　　ところが、両誌を調べても、こちらの神社についての記述が一切、見当たらないのである。 　　とりわけ『よいちの神社・寺社』という本は、余市の地神や記念碑に至るまで、偏執的なまでに調べ上げている本だ。 　　その本に、昭和３２年には建っていたはずのこの神社が記載されていないなど、あり得ない。 　　もしかして、新しい神社なのだろうか？ 　　のぼり旗には、確かに昭和３２年と書かれていたが、まさか別のところから持ってきた旗だった？？ 　　その後も調べたが、詳細は今もって不明なまま。 　　謎の多い神社である。 　　 　　余市町のトップに戻る