余市町 大川　2020年11月 　　中央公民館の裏に建つ、妙蓮寺。 　　てっきり年式の古い農業建築かと思い写真撮影し調査したところ、なんと寺であることが判明。 　　どう見ても住宅です、本当にありがとうございました。 　　紛らわしいのだが、そうとは知らずに天理教の道場などを撮って新物件発見などと喜び、その後の調査で真相が分かり落ち込むのは、個人的にはよくある話だったりする。 　　別にお寺さんが悪いわけではない。 　　というか正直、こちらのお寺さんはかなり紛らわしいと思う。 　　ところで、妙蓮寺裏に見える鉄路は函館本線。 　　一見すると、ローカル臭の漂う単線にしか思えないが、これでも本線だ。 　　かつては『北海』『ニセコ』『宗谷』『らいでん』等の特急・急行列車が走っていた歴史を持つ。 　　とりわけ『ニセコ』は、蒸気機関車２両（Ｃ−６２）による重連運転が大迫力だったといい、最長１１輌編成だった。 　　そんな大編成が、この線路を通っていたのだから凄い。 　　この写真を撮影中、ディーゼルのワンマンカーが僅かな乗客を運んで行く姿が見えたが、ほとんど信じられない世界である。 　　鉄道自体、もっと利用されていいと思うのだが、今は難しいのだろうか。 　　 　　余市町のトップに戻る