余市町 大川 町営住宅　2020年11月 　　こちらも大川町１７丁目にて見つけた町営住宅である。 　　いわゆるコンクリートブロック製の、規格もほぼ同一の文化住宅で、１棟あたり６戸という高密度な点も前者と同じ。 　　唯一、異なるのは、１戸当たりの面積が広いことが挙げられる。 　　１戸当たり、６畳間＋４畳半＋３畳が基本単位らしい。 　　このため、かなり横に長い住宅となっているのだが、それでも、先の町営住宅とこちらの町営住宅、どちらかを選べと言われたら、大抵の人はこちらを選ぶのではないか。 　　いくら家賃が安いといっても、流石に６畳ワンルームサイズでは狭過ぎる。 　　にもかかわらず、空き部屋が散見される点は残念。 　　築半世紀くらい過ぎており、借り手が限られてしまうのかもしれない。 　　個人的には、昔ながらのブロック住宅が、いまだ現役で実在するのは素直に嬉しいのだが。 　　あと気になったのは、手前の畑。 　　たぶん、大根等が植えてあったのだろう。 　　そういえば、北海道では初冬の晴天時、大根干しという独特の風景が見られることがある。 　　漬物の材料とするための天日干しなのだが、最近は少なくなった。 　　写真撮影時、雨が降っていなければ、そうした風景が見られたかもしれない。 　　 　　余市町のトップに戻る