余市町 大川 町営住宅　2020年11月 　　大川町１４丁目で見かけた町営住宅は、珍しい凸タイプだった。 　　実際、２階建ての町営住宅というのは、余市に限らず道内では比較的メジャーである。 　　しかし凸型というのは初めて見た。 　　ひょっとすると、北海道全体で見ても、数少ないのではないだろうか？ 　　しかもこの物件、建てた当初から、凸型だったと思われる。 　　建物を観察したものの、増築工事の形跡が見当たらないのだ。 　　要するに、平屋建てだった物件に、後から２階を追加したため、このような型となったワケではなさそう。 　　むろん、リフォーム自体はなされている様子で、たぶん、当初は木製だった扉や窓枠は、今では金属製。 　　だが建物本体は、建築当初のままであろう。 　　なお住宅地図によると、ここは３棟計８戸からなる公営住宅群で、今お住まいなのは３世帯。 　　路面が舗装されるなど、住環境の手入れはされているのに、半分以上空室なのは勿体ない話だ。 　　余市の人口がもっと増えて、入居者が現れることを祈るのみである。 　　 　　余市町のトップに戻る