失礼ながら、『廃墟』という文字から連想するなら、まず 夕張！！ …といいたいところだが、実は、大規模な廃嘘は少ない。 コンクリート製の頑丈な廃墟ですら、かなりの確率で破却され、更地になっているのだ。 産炭地を救うための予算とやらで、片っ端から建築物を解体したらしい。 そんなわけで、意外なほど廃墟が残っていないのである。 むしろ炭住長屋など生活系の遺構や、廃校を狙った方がいいかも知れない。 そういう意味では、街それ自体が博物館的な存在と言えない事も無いだろう。 ただし、夕張市の範囲自体がかなり広いため、 全部見て回ろうとした場合、２日くらいかかってしまうのが難点だ。