登別 は、温泉で有名な町ではあるが、歴史的建造物はいささか少ない。 かつて栄えた幌別鉱山跡は、それなりの産業遺跡ではあるが、残念なことに、遺構はここ２０年で殆ど取り壊されてしまった。 鉱山鉄道跡は残っているものの、こちらも痕跡が少なく、迫力ある被写体が乏しい点が残念。 有名どころでは、テーマパーク跡『天華園』があるが、私はまだ未探索である。 というか、知り合いが働いていたので行くのに抵抗があるし、写真も掲載しにくいのだ。 他には、オロフレ山中に鉱山跡があるが、小規模鉱だったため、坑口程度しか遺されておらず、 それ以外は、札内大地にて離農した農家の跡があるくらいで、被写体となりそうな歴史的建造物には期待出来ない。 なお、かつて『登別軟石』として一世を風靡した痕跡を探るべく、登別駅前から凝灰岩の切り出し場めがけて歩いてみた。 馬車鉄道の跡に過ぎなかったせいか、当時の痕跡はほぼ無かったのだが、ご興味のある方は、ご覧下さい。 幌別鉱山　１９９７年編 幌別鉱山　２０１６年編 鉱山軌道の痕跡を中心に探索した記録である。 幌別砂利採集線　２０１６年編 かつて幌別駅から、鉱山軌道と平行に走っていた国鉄の砂利採集軌道を探索してみた。 登別軟石専用線　２０１６年編 登別駅から凝灰岩の石切り場に向かって伸びていた、馬車鉄道の跡を探索した記録である。 〜おまけ〜　幌別川河口砂鉄採鉱専用線　２０１６年編 幌別駅から少し南下したところに砂鉄採鉱専用線があった。